人の一生
生まれ、学校、労働、年金暮らしそして死。
個としてみれば、必至にもがいている。
類としてみれば、この繰り返しにより存在している。
少なくとも数万年くらいは。
人生は悩みの連続だが、気がつけばなんてことはない、未解決だらけで死んでいくのが、人間だろう。
人は、生まれ、自我に目覚め、どう生きたらいいかと悩み始める。
生きていくためには、働かねばならないが、現代では、労働は疎外されており、自己の労働でありながら、他人のものである。
自己のものだと感じるためには、狭い空間の中で、完結的な生き方をするしかないが、複雑に絡み合った現代では不可能だ。
だから労働を自分のものだと感じたければ、できるだけ他(社会)と関わりを持たずに、狭い空間の中で自己完結的な生き方をしていかなければならない。
所有欲を捨てて。
現代は、物があふれ、CMの載せられてろくに必要もない物を買わされている。
21世紀の社会は、とても複雑に絡み合い、地球規模で繋がっている。アフリカで戦争(人の殺し合い)が起きていれば、そこで(他国でも)金儲けをしている者がいる。
今や金持ちだけでなく(資本家だけでなく)、多くの「会社員」までもが、G-G'と、金儲けに血眼になっている。なぜG'となるかを深く考えずに。
そして、地球規模で、この資本主
義経済が爆発寸前に成っているにもかかわらず、今、儲かればいいのだ、と!
おかげで地球は、悲鳴をあげ、地球上の生物はどれだけ絶滅し、また瀕しているか!
地球史上最大の破壊体=人間、人間以外の全生命体の敵だ!
G'のためなら、未来のことなんかどうでもいい!
という人が多すぎるのだが、それだけではない。
そうしなければ、生き残っていけない、社会の仕組み!
こんな社会をぶっ壊せ!
と粋がっていてもそう簡単にはいかない。
多くの人は崩壊が眼前になるまで、気がつかない。
つまりアホなんだが、人間とはそういう生き物!
だったら、そういう社会にいるのが嫌な人はどうすればいいんだ!
そう、社会の隅っこで、あまりかかわらないように、質素に暮らすしかない!
人が生きるためには
・住
・食
・繋がり
が必要だ。
これが現代では簡単ではないのだが・・・・